何となく借りたい部屋のイメージが出来たら、不動産屋さんに行くことになります。まずは、軽く賃貸物件サイトで検索してみましょう。よほど無茶な条件を入れなければ、何件かヒットすると思います。その中から気になる物件に問い合わせる――これが一番お手軽な不動産屋さんとの接触方法だと思います。

その物件がまだ空いていれば、「内見できますが、どうしますか」といった返事が来ますし、もしすでに埋まっていたり、内見に行ったらイマイチだったりしたら「代わりに似たような物件でこんなのいかがですか」と提案してくれます。

●複数の不動産屋さんにあたってみよう
不動産屋さんに相談すると、「こちらはいかがでしょう」と物件情報を提示してくれます。この時物件を検索するツールは、基本的にどの不動産屋さんも同じものを使っているようです。けれども、条件に該当する建物の「入居者募集中の部屋だけを検索する」のか、「まだ空いてないけれど月末には空く部屋も併せて検索する」のかは、担当者のやる気次第とのこと。やり取りが分散するのは面倒ですが、最初は複数の不動産屋さんにアクセスしてみて、フィーリングが合う人を探すと良いと思います。

また、内見時に雑談がてら「別の不動産屋さんの紹介で◯◯って物件も見に行ったんですけど、こういうところが気に入らなくてやめたんですよね」といった話をした際、「あの建物は今、告知義務がある(何らかの事故があった)はずですよ」という話を聞けたこともありました。借りる部屋で“何か”があった場合は早々に伝えられることが多いそうですが、借りる部屋ではなく別の部屋、もしくは建物のどこかで“何か”があった場合、内見時か内見後のやり取りの中でさりげなく伝えられるか、ひどいケースだと契約書の末尾の方にしれっと書いてあったりするだけのこともあるそうです。

事故物件かどうかは、事故物件をまとめているサイトも参考にしていました。

●とりあえず見に行こう
まずは気になる物件を見に行くことが重要です。最初に見に行った物件でドンピシャ希望通りならば良いのですが、大抵何かひっかかるところがあるものなので、それはどんどん担当者に伝えましょう。例えば、「隣の建物と近すぎるのがちょっと……」などと言うと、「このくらいの距離だと、近すぎると感じるんだな」という風に検索条件にはない細かなこだわりを感じ取ってもらえ、次以降に紹介される物件のマッチング度が上がるはずです。

また、いくつか内見するうちに、自分の予算内での限界と妥協点も見えてきます。「駅から20分以内の1LDKが良いと思っていたけど、実際に歩いてみると辛いから、部屋を狭くしてでも駅から10分以内にしたい」とか、「急行が止まる駅が良かったけど、1駅ずらしたほうが同じ家賃で広い部屋に住めるんだな」といったことは、足を運んでみないとわからないものです。頭ではわかっていたとしても、実際にその距離を歩いたり、部屋の狭さを見てみたりしないと、実感がわかないんですね。

●しかし内見は面倒くさい
内見となると、担当者の手を煩わせることにもなりますし、待ち合わせたりなんだりも面倒くさい。そんな場合は、まず住所を調べてその建物の前まで行ってみるという手もあります。そもそも、内見の予約をしても現地集合のことがほとんどです。そのため、私は現地まで行く間に「思ったより駅より遠い」とか、「ここ坂道なんだ!」、「駅からマンションまでの間に何もない」といった理由で部屋を見る前からテンションが下がっていたケースがありました。そうなると、いくら部屋が良くても「でもなぁ」と思ってしまうんですよね。

建物の前まで行くだけなら自分で好きなときに行けば良いし、ついでに駅周辺を歩いてみて、この辺りまでなら住みやすそうだなと思うエリアをGoogle Mapなどで確認しておくと、その後の部屋探しに役立ちます。

じゃあ内見では何を見るのか。長くなったので、次の【内見編】でまとめます!