まずは敵を知らねば戦はできません。あいつらは一体何なのか、何を食べて繁殖しているのかを徹底的に調べました。

●ゴマ粒くらいの茶色い虫は、シバンムシ
シバンムシにはたくさんの種類がいるのですが、多くの場合タバコシバンムシか、ジンサンシバンムシのようです。素人には見た目で区別できませんが、どちらもほぼ同じものを食料にしており、退治方法も同じなので厳密にわからなくても問題ありません。ちなみに羽があるのは雄だけです。

●どんな被害があるのか

ぷい~んと飛び回るのがうざいのは言うまでもなく、人間の食料をはじめさまざまな物を食い荒らします。また、シバンムシの幼虫に産卵するアリガタバチに刺されると相当痛いらしいです。アリガタバチまで出てこないうちに急いで駆除しましょう。

●発生源になるもの
シバンムシは恐ろしいことに植物性のほとんどのものを食べます。それも、どうやら成虫状態ではなく幼虫のときに食べるらしいんですよね。コバエのように食べ物にたかることがないので、発生源がわかりにくいんです。

「こ こが発生源だった!」という報告で目にしたのは、「畳、カーペットの下、ポプリ、お手玉(の中の小豆)、ダンボール、エコ素材の緩衝材、小麦粉などの粉 物、鰹節や干し椎茸などの乾物、ペットフード(うさぎのペレット)、猫砂(おからが原料のもの)、香辛料(カレー粉含む)、ココア、マジパンでできた飾 り、煎り糠」などです。うちは蓋がきちんと閉まっていなかったクレイジーソルトでした……。

少しくらい誤って口にしても大丈夫らしいですが、じゃあいいかってわけないですよね!

ま た、コバエなどと違い、必ずしも部屋が汚いからわくというものではありません。シバンムシ自体はどこにでもいるもので、それがたまたま家屋に侵入して巣を 作ってしまうと室内で大発生するようです。その証拠というわけではありませんが、厳重に衛生管理されているはずの食品工場などでも、シバンムシが混入して しまう事故はあるそうです。

繰り返します、(必ずしも)部屋が汚いせいじゃありません!